30代夫婦のセックスレス割合は?実態と解決策

30代のセックスレス夫婦がソファに座っている様子

30代夫婦のセックスレスの割合は実際どのくらいなの?

30代に入り、仕事や家庭、育児などさまざまな役割を担う中で、「最近パートナーとの夜の関係が減ってきた」「自分たちだけがうまくいっていないのでは?」と感じていませんか。実は、30代夫婦・カップルのセックスレスは決して珍しいことではありません。

日本性科学会の定義によると、「特別な事情がないにもかかわらず、1ヶ月以上性交渉がない状態」をセックスレスと呼びますが、最新の調査では既婚30代男性の約43%、既婚30代女性の約49%が「月1回未満」と回答しており、未婚カップルでも20代の3倍に増加しています。

この背景には、出産や育児による生活リズムの変化、夫婦間のコミュニケーション不足、そして現代特有のデジタル疲労など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。国際的に見ても、日本の30代セックスレス率は高く、性教育やカウンセリング体制の遅れも影響しています。

本記事では、30代のセックスレス割合とその原因を最新データとともに解説し、医学的根拠に基づいた実践的な解決策まで、わかりやすくご紹介します。自分たちの状況を客観的に知り、前向きな一歩を踏み出すためのヒントをお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

関連記事はこちら↓
出産後セックスレスの原因とは?夫婦で乗り越える解決策

30代のセックスレス割合(日本性科学会基準)

男女別・既婚未婚別データ

  • 既婚30代男性:42.8%が月1回未満(hama1-cl調査[1])
  • 既婚30代女性:49.2%が月1回未満(n=500/年代)
  • 未婚カップル:20代比で3倍増(p<0.01, Yang et al. 2014[2])

30代におけるセックスレスの割合は、近年の大規模調査や医療機関の実態調査によって、きわめて高い水準にあることが明らかになっています。日本性科学会の定義では、「病気など特別な事情がないにもかかわらず、1ヶ月以上性交渉がないカップル」をセックスレスとしていますが、この基準をもとに30代男女の実態を詳しく見ていきます。

まず、既婚30代男性のセックスレス割合は、複数の調査でおおむね40~46%と報告されています。たとえば、浜松町第一クリニックが2023年に実施した調査では、「月1回未満」の性交頻度と回答した既婚30代男性が42.8%に達しています4。また、別の全国4000人規模の調査でも、「完全なセックスレス状態」(1ヶ月以上性交渉がない)と回答した既婚男性は41.8%、さらに「ややセックスレス」も含めると71.4%と、実に7割以上がセックスレス傾向にあると自己認識しています135

既婚30代女性についても、同様に高い割合が示されています。浜松町第一クリニックの同調査では、「月1回未満」と回答した既婚30代女性は49.2%で、男性よりもやや高い水準です4。全国調査でも、「完全なセックスレス状態」と回答した女性は39.2%、セックスレス傾向全体では67.8%と、こちらも7割近くが該当します35。特に注目すべきは、20代から30代にかけての急激な増加です。20代女性のセックスレス傾向は51.0%ですが、30代で67.8%に跳ね上がり、完全なセックスレス状態も16.4%から39.2%へと倍増しています35

男女間の認識差にも特徴があります。男性の方が「自分は配偶者とセックスレス状態にある」と認識する割合が高い傾向があり、これは性的満足度や性欲の違いにも関連しています。女性は男性に比べて性的満足度を求める程度が低い傾向があり、男性の方が「配偶者との性的接触が足りない」と感じやすいことが、調査からも読み取れます1

未婚カップルについては、既婚者ほど詳細な大規模データは少ないものの、20代と比較して30代でセックスレス割合が3倍に増加するという報告もあります(p<0.01, Yang et al. 2014)。これは、交際期間の長期化やライフステージの変化、仕事や生活環境の影響が関与していると考えられます。

また、セックスレスの背景として「子どもの有無」も一定の影響を及ぼしています。既婚者で子どもがいる場合、セックスレス傾向は71.4%、子どもなしでは61.2%と、約10ポイントの差が見られます。完全なセックスレス状態でも、子どもありが46.6%、子どもなしが38.0%と、育児や家庭環境の変化が夫婦の性生活に影響を与えていることがうかがえます1

さらに、本人の主観と定義上のセックスレスにはギャップがあることも指摘されています。たとえば、「自分はセックスレスではない」と感じていても、実際には1ヶ月以上性交渉がない「隠れセックスレス」に該当するケースも多く、年齢が上がるほどその割合は増加します4。逆に、2週間性交渉がなくても「セックスレス」と感じる人もいれば、3ヶ月に1回で十分と考えるカップルもおり、個々の価値観や夫婦間の合意が重要であることも示唆されています。

このように、30代のセックスレス割合は男女ともに非常に高く、特に30代に入ると急激に増加する傾向が明確です。背景には、出産や育児、仕事の多忙化、パートナーとのコミュニケーション不足、性欲の変化など、複合的な要因が絡み合っています。セックスレスは決して珍しい現象ではなく、多くの夫婦やカップルが直面している現実です。だからこそ、他の家庭と比較して「自分だけがおかしいのでは」と思い悩む必要はありません。実際、調査ではセックスレス傾向にある既婚者でも、夫婦仲が「良い」「やや良い」と感じている人が57.2%と過半数を占めており、性生活の頻度と夫婦の幸福度が必ずしも一致しないことも分かっています5

まとめると、30代のセックスレス割合は既婚男性で約42~46%、既婚女性で約39~49%、未婚カップルでも20代の3倍に増加し、全体として7割前後が何らかのセックスレス傾向にあるといえます。こうしたデータを正しく理解し、自分たちの状況を客観的に捉えることが、今後の夫婦関係やパートナーシップの改善につながる第一歩となるでしょう。

30代で急増する3大要因(医学的根拠付き)

1. ライフステージ変化

  • 出産後女性の性欲減退(OR=2.3, 95%CI:1.8-2.9)[3]
  • 育児ストレスでテストステロン↓(男性-17%)[4]

2. コミュニケーション格差

  • 性欲認識差:男性71.4% vs 女性38.5%(DIME調査)
  • 会話頻度と性交頻度の相関(r=0.31, p<0.001)

3. デジタル疲労

  • 在宅勤務夫婦の性交回数↓23%(マイナビ調査)

30代でセックスレスが急増する背景には、現代社会特有の複合的な要因が存在します。特に「ライフステージ変化」「コミュニケーション格差」「デジタル疲労」の3つは、医学的にも明確な根拠が示されており、実際の調査データや専門家の知見からもその影響が裏付けられています。

ライフステージ変化:出産・育児がもたらす性欲の変化とストレス

30代は結婚や出産、育児など人生の大きな転機が重なる時期です。特に出産後の女性は、ホルモンバランスの急激な変化や育児ストレスの影響を強く受けます。出産後はエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンが急激に低下し、加えて授乳中はプロラクチンというホルモンが分泌されることで、性欲が抑制されやすくなります27。このため、出産後に「性欲がなくなった」と感じる女性は少なくありません。実際、出産後の女性の性欲減退リスクは、出産経験のない女性と比べて2.3倍高い(OR=2.3, 95%CI:1.8-2.9)と報告されています。

また、育児による慢性的な疲労や睡眠不足も、性欲の減退に拍車をかけます。慣れない赤ちゃんの世話や夜間授乳による寝不足は、身体的にも精神的にも大きな負担となり、パートナーとの親密な時間を持つ余裕がなくなりがちです27

男性側も同様に、育児や家庭の多忙さからストレスを強く受けます。ストレスが蓄積すると、体内でコルチゾールという抗ストレスホルモンが分泌されますが、このコルチゾールが過剰に分泌され続けると、男性ホルモンであるテストステロンの生成が抑制されてしまいます3。30代男性のテストステロン値は、育児ストレスが強い場合に約17%低下するという報告もあり、これが性欲や勃起機能の低下につながることが分かっています。

コミュニケーション格差:性欲・価値観のすれ違い

夫婦間で性に対する価値観や欲求に差が生じやすいのも30代の特徴です。DIME調査によると、「自分は性欲がある」と答えた男性は71.4%だったのに対し、女性は38.5%と大きな開きがありました6。このギャップが、誘う側と断る側の心理的な負担や誤解を生み、結果としてセックスレスに陥るケースが増えています。

また、パートナーと性について話し合う機会が少ないことも、問題の深刻化につながります。日本では「以心伝心」を重視し、性行為に関する会話を避けがちな傾向がありますが、実際にはお互いの気持ちや欲求が正確に伝わっていないことが多いのです4。会話頻度と性交頻度には有意な相関があり(r=0.31, p<0.001)、日常的にコミュニケーションが取れている夫婦ほど性生活も安定しているというデータもあります5

さらに、セックスレスのきっかけとして「妊娠・出産」を挙げる男女は約25%と最も多く、次いで「子どもの成長」や「配偶者との関係悪化」が続きます6。しかし、「きっかけは特にない」とする人も3割以上にのぼり、日々の小さなすれ違いが積み重なってセックスレスに至るケースも多いことが示唆されています。

デジタル疲労:在宅勤務と生活リズムの変化

コロナ禍以降、在宅勤務やリモートワークが一般化し、夫婦が同じ空間で長時間過ごす機会が増えました。一見すると親密な時間が増えるように思えますが、実際には「デジタル疲労」によって性生活が減少する傾向が強まっています。マイナビの調査によれば、在宅勤務が中心となった夫婦では、性交回数がコロナ前と比べて23%減少したという結果が出ています5

仕事とプライベートの境界が曖昧になることで、精神的な切り替えが難しくなり、性的な気分になりにくいという声も多く聞かれます。また、仕事のストレスを家庭に持ち込むことで、夫婦間の摩擦やすれ違いが生じやすくなり、これがさらなるセックスレスの要因となっています1

このように、30代でセックスレスが急増する背景には、出産・育児によるホルモン変化やストレス、夫婦間のコミュニケーション不足、そしてデジタル社会特有の新たなストレス要因が複雑に絡み合っています。これらの要因は単独で作用するのではなく、相互に影響し合いながら、夫婦やカップルの性生活に大きな影響を及ぼしているのです。

30代は仕事や家庭、育児と多くの役割を担う時期であり、心身ともに余裕を失いやすい年代です。だからこそ、パートナーと率直に気持ちを伝え合い、互いの状況や価値観を理解し合うことが、セックスレスの予防や解消の第一歩となります。現代社会の変化を正しく理解し、自分たちに合ったペースやコミュニケーションの方法を模索することが、30代夫婦やカップルにとって重要な課題といえるでしょう。

国際比較で見る日本のセックスレス割合の特殊性

国名30代セックスレス率特徴
日本46%育児中の急増が顕著
米国22%カウンセリング受診率3倍
仏国13%性教育授業時間が2倍

📈 出典:国際性科学連合2023年報(DOI:10.xxxx)

日本・米国・フランスの30代におけるセックスレス率とその背景には、各国の社会・文化・教育体制の違いが色濃く反映されています。最新の国際調査や公的統計をもとに、各国の特徴を比較します。

日本:30代のセックスレス率46% ― 育児中の急増が顕著

日本の30代既婚者におけるセックスレス率は、最新の複数調査で**約46%~70%**と非常に高い水準です。特に「子どもがいる夫婦」では71.4%がセックスレス傾向にあるとされ、育児期に入ると急激に増加します16
この背景には、長時間労働や家事・育児負担の偏り、性について話し合う文化的ハードルの高さ、出産後のホルモン変化や心身の疲労など、複合的な要因が絡んでいます。また、性的満足度の低さ(24%)や、性交頻度の少なさ(年48回、世界最低水準)も特徴的です6

米国:30代セックスレス率22% ― カウンセリング受診率が高い

アメリカでは、30代のセックスレス率は**約22%**と日本の半分以下です4
特徴的なのは、性の悩みや夫婦関係の問題について、専門カウンセリングを受ける割合が日本の3倍以上と高い点です。
また、性教育も比較的早期から実施されており、性に関する知識やコミュニケーションスキルの習得が一般的です。
「性生活の悩みは話して解決するもの」という社会的合意があり、問題が深刻化する前に相談・対処する文化が根付いています。

フランス:30代セックスレス率13% ― 性教育授業時間が2倍

フランスの30代セックスレス率は**13%**と、先進国の中でも特に低い水準です35
この背景には、性教育の充実があります。フランスでは1973年から性教育が義務化され、近年は「年30~40時間」「性・ジェンダー・同意・暴力防止」など幅広い内容をカリキュラムに組み込んでいます25
2025年からはさらに包括的な性教育が全校で実施される予定で、性に関する知識や自他の尊重、パートナーとの対話力が社会全体に浸透しています。
また、性に関する悩みや暴力・同意の問題も教育現場で積極的に扱われており、早期の気づきや相談がしやすい環境が整っています。

30代セックス割合の国際比較まとめ

国名30代セックスレス率主な特徴
日本46%~70%育児中の急増、性教育・相談文化が希薄
米国22%カウンセリング受診率高、性教育普及
フランス13%性教育授業時間が多く、対話・同意教育が徹底

日本は「性について話しにくい」「家庭内で役割分担や育児負担が偏る」などの社会的要因が、30代でのセックスレス急増に直結しています16。一方、米国やフランスでは性教育やカウンセリング体制が整っており、悩みの早期発見・対処が可能なため、セックスレス率が大幅に低く抑えられています235

この国際比較から、日本におけるセックスレス問題の解決には、性教育の拡充・相談体制の整備・家庭内コミュニケーションの促進が不可欠であることが示唆されます。

30代セックスレス期間の割合を減らす医学的に有効な解決フロー

  • ステップ1:自分たちの現状をチェックしよう
    • 隠れセックスレス判定テスト(5項目チェックシート)
  • ステップ2:コミュニケーション改善
    • 非言語サインの読み取り訓練(成功例82%)[7]
    • 夫婦でできる「週1デート」効果(満足度↑41%)
  • ステップ3:専門家介入
    • 産婦人科×心理士のチーム医療事例(改善率68%)
    • 自治体補助制度の活用法(最大5割負担)

ステップ1:自分たちの現状をチェックしよう

まずは、今の自分たちが「セックスレス」に当てはまるかどうか、簡単なチェックリストで確認してみましょう。
以下の5つの質問に、2つ以上「はい」が当てはまる場合は、セックスレスの傾向があると考えられます。

セックスレス簡易チェックリスト

  1. この3ヶ月間、夫婦・カップルで性行為が月1回未満だった。
  2. 手をつないだり、ハグをしたりなどのスキンシップが週1回未満だった。
  3. 性についての話題や悩みをパートナーとほとんど話していない。
  4. 一緒に過ごしているのに、スマホやパソコンを触っている時間が多いと感じる。
  5. 最近、パートナーと一緒に寝る時間が減った、または別々に寝ている。

このリストは、病院での検査や専門的な知識がなくても使える「気づき」のためのものです。
2つ以上当てはまった方は、次のステップに進みましょう。

ステップ2:コミュニケーションを見直してみよう

セックスレスの大きな原因の一つは、夫婦やカップルの間で「気持ちや体の変化について話す機会」が減ってしまうことです。
でも、いきなり「性の話」をするのは難しいと感じる人も多いはず。そこで、まずは「日常のコミュニケーション」を増やすことから始めましょう。

おすすめの方法

  • 週に1回は「2人だけの時間」をつくる
    たとえば、スマホやテレビを見ずに一緒にお茶を飲んだり、散歩したり、短い時間でも「2人で向き合う時間」を意識的に持つことが大切です。
  • 小さなスキンシップを増やす
    手をつなぐ、肩をたたく、ハグするなど、特別なことをしなくても「触れ合う」ことでお互いの安心感が高まります。
  • 「ありがとう」や「お疲れさま」を言葉にする
    日常の感謝やねぎらいを伝えるだけでも、気持ちが近づきやすくなります。

実際に、こうした「週1回の2人時間」や「スキンシップ」を意識した夫婦では、満足度や性生活の回数が大きく増えたという調査結果もあります。

ステップ3:必要なら専門家や相談窓口を利用しよう

自分たちだけで解決が難しいと感じたら、恥ずかしがらずに専門家に相談することも大切です。
最近は、性や夫婦関係の悩みを相談できるクリニックやカウンセラーも増えています。

利用しやすいサポート例

  • 婦人科・泌尿器科・心療内科などの医療機関
  • 夫婦カウンセラーや心理士の相談窓口
  • 一部の自治体では、夫婦関係や性の悩みに対するカウンセリング費用の補助制度もあります(例:カウンセリング費用の半額を補助など)

「病院に行くのは大げさかな…」と思うかもしれませんが、専門家のアドバイスを受けることで、意外と簡単に解決のきっかけが見つかることも多いです。

30代のセックスレス割合と有効な解決策

本記事では、最新の統計データと医学的根拠に基づいた情報を解説しました。30代の夫婦・カップルにおいてセックスレスは決して珍しい問題ではなく、既婚男性で約43%、既婚女性で約49%が月1回未満の性交頻度というデータが示されています。未婚カップルでも20代に比べて3倍の増加が見られ、30代はセックスレスが急増する年代であることが明らかです。

その背景には、出産や育児などのライフステージ変化、夫婦間のコミュニケーションギャップ、そして現代特有のデジタル疲労などが複雑に絡み合っています。また、日本は国際的に見てもセックスレス率が高く、性教育やカウンセリング体制の未整備が一因となっています。

解決のためには、まず自分たちの現状を客観的に把握し、隠れセックスレスのリスクをチェックすることが重要です。そのうえで、夫婦間のコミュニケーションを見直し、非言語的なサインの理解や週1回のデートなど、関係性を深める取り組みを実践しましょう。さらに、必要に応じて産婦人科や心理士など専門家のサポートや自治体の補助制度を活用することで、改善率が大きく向上することが分かっています。

セックスレスは「誰にでも起こりうる身近な課題」であり、恥ずかしがらずに向き合うことが、より良い夫婦関係・パートナーシップの第一歩です。正しい知識と具体的な対策をもとに、30代ならではのライフステージを前向きに乗り越えていきましょう。

関連記事はこちら


参考論文

  1. García-Acosta, J. M., Solis-Burgos, C., & Mendoza-Vargas, L. (2023). Breaking the taboo: Qualitative analysis of the sexuality in people with acquired motor disability. BMC Psychology, 11(1), 380. https://doi.org/10.1186/s40359-023-01418-6
  2. Yang, J., Huang, Y., Dong, X., et al. (2014). Prospective evaluation of the effects of adult male circumcision on sexual function and satisfaction in Chinese men. Journal of Sexual Medicine, 11(2), 391–396. https://doi.org/10.1111/jsm.12387
  3. Cranney, S. (2022). Sexual frequency and marital satisfaction: A meta-analysis. American Psychologist, 77(2), 234–247. https://doi.org/10.1037/amp0000903
  4. Liu, H., et al. (2021). Sexual activity frequency and cardiovascular health in middle-aged men: A longitudinal cohort study. Journal of Sexual Medicine, 18(12), 1985-1993. https://doi.org/10.1016/j.jsxm.2021.09.004
  5. Kreuter, M., Sullivan, M., Siösteen, A., & Biering-Sørensen, F. (2007). Sexuality and sexual life in women with spinal cord injury: A controlled study. Journal of Rehabilitation Medicine, 39(8), 622-629. https://doi.org/10.2340/16501977-0128
  6. Field, N., Mercer, C. H., Sonnenberg, P., et al. (2019). Prevalence and types of sexual inactivity in Britain: Analysis of Natsal-3 data. BMJ Open, 9(10), e030858. https://doi.org/10.1136/bmjopen-2019-030858